【現状】現在のものは何代目かはっきりしないが、天明3年火災で焼け、また、明治30年にも焼けたが、その後生じたのが現在の樹である。このように萌芽性が強く現在も蘖が出ている。毎年4月末に開花する。花は白く花散り際になると花の中心から紅色が濃く色づく。花は二重咲きが多い。花弁は8~11である。
来歴】会津五桜のーつであり、伊佐須美神社がこの地に遷宮の時からあったといい伝えられている。この桜樹は名花であることが朝廷に聞こえて、大永5年11月8日左少弁某に仰せあげて詔書を賜った。その書が水雲紙に記されたので薄墨桜と称するようになったと伝えられている。
所在 福島県大沼郡会津高田町字宮林
伊佐須美神社拝殿前
枝張り 南北15m 東西13m
樹高 9m
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