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山梨県,身延山久遠寺の桜

【現状】日蓮上人が開山した日蓮宗総本山久遺寺の本院大伽藍前に2本の枝垂桜があって、いずれも樹齢は200年前後とみられる。本院横の庭にある技垂桜は、身延山を背景に、聖地にふさわしく俊美壮麗である。身延山の西谷の支院にはこのほかにも140本程の枝垂桜や江戸彼岸桜があり、支院全体が桜で埋め尽くされる。

所在 山梨県南巨摩郡身延町
周四 lm〜3m
樹高 10m〜15m
樹齢 100年~200年
平年開花日3月下旬~4月上旬

身延山の春は富士川を駆け足て登ってきます。毎年3月下旬にはこの境内の枝垂桜は満開になります。初めて訪れた年は桜の花は既に散った後で、なぜこの山奥の桜がこんなに早く咲くのかわかりませんでしたが,大河のある上流はその川をさかのぼって春が早く訪れる事を知りました。といっても開花しているかどうかは自分の目で見なければわからないので,何度も久遠寺に電話をして又あんたかとおしかりを受けた事もありました。横浜を夜出発して身延山に着いたのは朝の5時、明るくなるのを待って6時にシャッターを切りました。後方の身延山に朝もやが立ちこめ聖地にふさわしい写真が撮れました。この日は久遠寺の事務所の方に何度も電話した事を詫びて、次の撮影地に向かいました。

西谷の支院には春を彩る花々であふれていて、極楽浄土を思わせる景観にしばし見とれていました。久遠寺の大伽藍の本堂に上がる山道にはお土産を売る店があります。中でも目を引いたのは枝垂桜の苗です。私は植える場所があれば欲しいなと思いましたがアパート暮らしの私には無理な話なので諦めた思い出があります。
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About 写真家 佐々木ゼン

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