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三重県、三多気の桜

【現状】三多気の桜は、真福院に続く参道の両側約1.5 kmにわたる山桜の並木で、早咲きと遅咲きの桜が交互に植えられ、幹の太いものでは、目通り約3m樹高約15mに達する。

【来歴】建武2(1335)年9代にわたってこの地を治めた伊勢国司北畠氏の隆盛を極めた、ある代の当主が志願所であった真福寺ヘの参道に桜の植樹を命じた時に始まる。以後手厚い保護を受け、その後も増植、補植が繰り返されたと言われている。

所在 三重県津市美杉町三多気
周囲 1m〜3m
樹高 10m〜15m
樹齢 100年〜150年
真福院の旧山道両側に山桜だけの並木が続いています。吉野の桜から車で約1時間半くらいでしょうか。往事の雰囲気が出るよう,夕方日が落ちてから撮影しました撮影しました。

三多気の桜は桜名所100選にも選ばれています。約500本の山桜の並木は大変珍しく、現在では桜の開花の時期は周辺道路が大変混雑するそうです。私が撮影した30年前は桜を見に来る人は誰もいませんでした。三重の山が夕暮れ色に染まる頃、三多気の山桜はより一層美しく見えます。
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About 写真家 佐々木ゼン

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