【現状】約1700本あって染井吉野が主である。4月上旬満開になり多くの花見客で賑わう。
【来歴】桜ヶ丘の地名でわかるように江戸時代から桜の名所として知られていた所である。寛永年間に林道春によって植樹されたのが初めである。説には寛永16年に、三代将軍家光が天海僧正より法の奥義を伝授された記念に、寛永寺木坊の本覚院の庭に吉野桜を植えたのが始まりとも言われている。歌舞は禁止されていたが、春は開放されて花見で賑わった。
所在 東京都台東区上野公園内桜ヶ丘
3月下旬〜4月上旬開花
【現状】寺の本堂に向かって左側に位置し、根本から約4 mの所で大枝は4本に分かれる。現在枝の上部は枯れているが、大枝の途中から垂れた枝は6 mにも達する。幹の下部には瘤がいくつかあり、樹齢300年以上と推定される。薄紅の枝垂桜で樹姿は均斉がとれており優雅である。 【...
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