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愛媛県、実報寺の一樹桜

【現状】 境内は同類の桜が3本あり,内1本はかなりの老樹で傷みが激しい。本堂の手前ものが一番大きく東側の支幹は失っているが西側の幹は健在である。

【来歴】境内の三老桜樹は天皇お手植えの口碑がある。本寺の山号を聖帝山といい、聖帝山取調書という文献の中に、明治30年頃内務大臣に提出した「保存資金御下賜願」が載せられている。地元の人はー樹桜と呼んでいる。

所在 愛媛県周桑郡三芳町実報寺境内
周囲 約3m
樹高 6m
樹齢 300年
四国への桜の巡礼はこの時で2回目となります。初回の旅は大阪南港から高知行きのフェリーに車を載せて四国に渡りました。四国はこれが同じ日本の国かと思えるほど全てのものが新鮮に見えました。特に神社仏閣などに自生している大木の大きさや古さには驚きました。まるで300年前にタイムスリップしたような錯覚に陥り,日本の国土は狭いですが日本の文化、風習,風俗など多種多様で非常に裾野が広い事に気づかされました。この一樹桜は2回目の時に訪れ瀬戸大橋が開通したので車で橋を渡り,香川県,徳島県と車を走らせました。母方の先祖が徳島の蜂須賀藩の藩命で北海道の洞爺湖町に移住し塩田を作っていましたが,低温などで事業が軌道に乗らず、その後農業で生計を立てました。瀬戸内に浮かぶ島々はどれも美しく初めて見る景色にも、不思議と懐かしい思いがして私のからだに流れている四国の血がそうさせたのかもしれません。この日の実報寺境内は雨上がりで一樹桜も散り始めていましたが、地面に落ちた花びらが時を越え数百年前の時空に私を導いてくれるようでした。太古から日本人と桜は深く結びついているんですね。

実報寺の一樹桜の花のアップです。花の特長はソメイヨシノに似ていますが、里桜系エドヒガン桜の変種と思われます。


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