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三重県、白子不断桜

【現状】里桜で、根元は盛り土を施し石垣をめぐらしている。古い株は既になく、二つの株から屈曲した新芽が発生している。冬の最中でも緑葉を付け、緑葉の中に美しい紅葉が混じり、また若葉が絶えず出ることと花が寒中からー年中咲き続け、また結実することなどでこの名がある。花は二重で白色、冬の花は花梗が非常に短いが、五月頃咲く花は花序の全長が7.6cmにも達する。

【来歴】文政年間広瀬花隱の著した「三十六桜譜」の中に本樹の寒中紅葉と開花のありさまが書いてあり、また「桜品」、「伊勢参宮名所図会」、「絵本桜狩」「諸国厘人談」などの古書に紹介されていて、子安観音の霊樹とされている。宗祇の句に「冬咲くは神世もきかぬ桜かな」がある。昭和21年8月30日本堂の火災により、本樹もいたく原形を損傷したが、その後蘖も数本発生し、植木職人の手によって取木も施されており、開花もしている。白子は江戸小紋の型紙の産地として有名で、その発祥の由来は、不断桜の葉が虫食にあい、その透けた葉を見て型紙を連想したことが始まりであると伝えられている。

所在 三重県糠夜市白子町字寺町子安誤音境内
   天然記念物 大正12年指定
周囲 0.6m
樹高 4m
樹齢 600年
平年開花4月上旬
白子の不断桜は国道23号からも近く,近鉄名古屋線、鼓ヶ浦駅から徒歩3分のとろにあります。白子観音は安産,子育ての霊場として有名で子供連れの参拝者が多く訪れます。写真は28年前の不断桜ですが,現在は大変大きく成長しています。

花と葉が同時なのでヤマザクラの特徴を持っています。この桜の他に冬桜、四季桜など、春以外に咲く桜もあります。
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