【現状】地上5m位から主幹は腐りその途中から大小3本の枝が出ている。その枝に花が咲いて美ししい。十数年前の台風で上部の幹が折れ、それまでは幹にも花をつけていたが、昭和55年を境に急速に枯れ始めたという。民家の裏山の土手の上にある。
【来歴】文明年間にこの地を治めていた大野朝直が植えたものと伝えられ、吉野金峰山から桜の苗木を貰い受け善い世が続くよう願いを込めてこの名がついた。木の下方に花の多い年は稲作が又上方に花つきの多い年は畑作がそれぞれ豊作と伝えられている。
所在 愛知県上浮穴郡小田町上川
県指定天然記念物
周囲根回 9m目通り 5m
樹高 10m
樹齢 500年
エドヒガン桜の老木で現在は後ろに見えるヒコバエが成長してこの古い株は無くなっています。西日本の各県にある桜の古木は台風の被害が著しく、桜の古木が少ない原因の一つになっています。 |
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