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山梨県、桜清水の桜

【現状】今から9 0年程前、本樹の前の民家から出火して本樹もその火事で焼失した。元の樹の周囲は、5~6 mはあったといわれる。しかし焼け残った切株の真ん中から蘖が出てきて、人々を驚かせた。それが現在に至っている。花びらは5枚~7枚で、7枚のものは花びらが1枚だけ細長く変形している。色は白色、開花と同時に小豆色の葉を出す。開花期は周辺の江戸彼岸桜とほぼ同じで、樹全体に苔が付着している。

【来歴】文永11年5月12日(1274年)に、宗祖日蓮大聖人は鎌倉を出発して身延山に向かい、5月17日本寺に休息して水を求めた折、水に不便であると聞いて桜の杖で岩窟を掘り、法華経を読誦して上天に折ると清水が湧き出たので上人は大いに喜んでその冷水を飲み、桜の杖を地に押して「吾が祈願空しずんばこの杖芽を出せ」と折り「手に結ぶ水の流れの久しきは絶えぬ御法のえにしなるらん」と詠じて広宣流布の大顕を誓えば、その杖が根付いて芽を出したと云えられる。

所在 山梨県南巨摩郡身延町横根沢実教寺境内
周囲 1.5 m
樹高 10m
樹齢 90年
平年開花日3月下旬~4月上旬
国道52号身延道から山間に入ったところにこの桜はあります。手前の道は旧身延道で日蓮上人もこの道を歩いたと思われます。日蓮上人にまつわる伝説の桜は毎年この聖地に春を告げます。

桜清水の桜はヤマザクラの古木です。火事による消失が無ければ樹齢800年のヤマザクラになります。小豆色の葉が出るのも特徴です。
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