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福島県、三春の滝桜

【現状】山間斜面の中腹の桑畑の中に立っている。根本の前面は後面よりも1,5 m低い。幹の西側の基礎部から太い枝が出ていてこの技が最も長く14mに及ぶ。幹の周囲には凸凹があり一様でなく、内部には多少空洞があるが健全であり、4月20日過ぎに盛んに花をつけ、長い枝垂れが高い梢から下がってほとんど地上に達し、これに淡紅色の花が密着して優美壮麗なこと他に比類なく、この形状が滝に似ているので古来滝桜と呼んだとのことである。枝垂桜はその母種の江戸彼岸桜と同じく長寿の桜で、本州各地に老樹が見られるが、この滝桜のように巨大な老樹となって健在するものはない。

【来歴】天文年間に植えられたものといわれ、天保7年の「滝佐久良の記」によれば、この樹は正保2年三春城主が封ぜられたころは既に大木であったといわれ、御礼を立て周囲に竹柵をめぐらし、枝を折ることを禁じ、貢祖3斗2升5合を免状したという。枝垂桜の代表的巨樹である。

天然記念物 大正11年10月指定
所在 福島県田村郡三春町大字滝字滝久保
周囲 10m
樹高 20m
樹齢 800年
平年開花日 4月中旬~下旬
三春の滝桜は斜面に有る為,下からの眺めは巨大で正に滝から水が流れ落ちるように桜の花びらが地上に達しています。東北地方は台風の通過が少なく通過しても勢力が衰えているので,台風のよる被害も長年の間免れて来ました。またこの桜のある場所は福島県の中でも太平洋側に有る為風雪の被害も少なく、代々地元の人々の手厚い保護もあり,いくつかの偶然も重なり日本一の枝垂桜として,現在も存続しています。

反対側の丘の上から見た冬の三春の滝桜です。厳寒期でも雪が少なく、桜の花の蕾はこの寒さに、さらされる事で満開の花を咲かせる事が出来ます。東日本大震災でこの地方も大きな被害を受けましたが,この三春の滝桜は福島県の人々の心のよりどころになっています。

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