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福島県会津若松、石部桜

【現状】もともとは1本の樹であったものが萌芽によって現在の姿になったものと推測される。花の開花は8本同時ではなく南側が6日位早く咲く。周囲が耕地になっており環境は望ましい。

【来歴】会津五桜のーつで、葦名氏の重臣石部治部大輔の庭ににあった遺愛の桜であるといい伝えられていることから「石部桜」と名づけられた。館跡は現在水田になっているが、桜の在る元庭園は面積約150平方メートルの平地になっている。敷地内には数基の歌碑があり、そのーつ田村春海の歌碑に
                 野となりし
                   のちのかたみと春ごとに
                     咲や昔の庭桜花       春海
県指定天然記念物
所在福島県会津若松市一箕町大字八幡宇石部
周囲 0.5m~2.2m『計8本』
樹高 11m
樹齢 600年
平年開花日 4月中旬~下句
石部桜は白虎隊の悲劇が起きた飯盛山の近くの田んぼに囲まれた少し高い所にあります。エドヒガン桜で、会津盆地に数ある桜の中でもいち早く開花する桜です。

石部桜はNHK大河ドラマ八重の桜でも登場した桜で、会津五桜の中でも最も人気のある桜です。エドヒガン桜の花は白っぽいイメージがありますが,開花してすぐは薄いピンク色をしています。朝の柔らかい日差しに照らされてピンク色が一層濃くなりました。この桜は老木ですが花付きもよく一部の枝は花の重みで枝垂れ状になっています。



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About 写真家 佐々木ゼン

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