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北海道、松前城公園の桜

【現状】松前藩往時、城内や寺院に桜の木を植えたのが始まりで、当時は種類数などそれほど多くなかった。 初代の桜守りは、町役場の収入役、鎌倉謙助で当時29歳、明治40年自費で数十本の桜の苗木を植樹した。その後90歳の死去までの間松前の桜を守り続けた。その遺志を継いだのは浅利正裕氏...
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山形県、薬師桜

【現状】薬師堂の前にあり根元の主幹南側は空洞になって近年老衰が著しい。咲き始めの花の色は、紅色が濃く満開になるにつれて淡い白色になる。樹齢はおおよそ1000年以上と推定され、伊佐沢の久保桜と同年代のものと思われ同県を代表する江戸彼岸桜の巨木である。 【来歴】西暦796年に征...
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愛媛県、姥桜

【現状】境内に8本あり、一番大きいものはお宮の前にある。その他の樹は広い境内の中に点在している。樹の形状は根元から数本に分かれ樹高はそれほど高くはなく約3m〜4m位である。樹齢も 20 年前後のものが多い。現在の桜は十数回植え継いだものである。 【来歴】光孝天皇の...
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長野県、静の桜

【現状】昭和 62 年に訪れた時、静の桜は花をつけていなかった。ただ所々新芽が吹いて若葉が出ていたのでその後の樹勢回復が楽しみである。長野県内では、貞麟寺の糸桜と、同年代のものと推定される。 【来歴】静御前が源義経を慕って、奥州に行こうとして松本の辺りで「おうしうは何...
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青森県、弘前城公園の桜

【現状】1611年に築城された 弘前城 は、現在残っている天守閣など重要文化財に指定され、明治、大正時代にソメイヨシノ、枝垂桜などが植えられ他にベニシダレ桜、山桜、里桜など4000本の桜で東北一の規模を誇る。城の周囲を取り囲むお堀はソメイヨシノの散った花びらで埋め尽くされ、淡い...
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山形県、お達磨の桜

【現状】西株、中株、南株の3本があったが30年程前中株は枯れて、現在その後に染井吉野が植えられている。 【来歴】昔、山形街道が旧最上川の岸に沿って東から西に走り、この木の所を通っていた頃は付近は村であって須川の渡船場があったということである。古老の話では宮代「対岸の中野分」...
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岩手県、盛岡石割桜

【現状】門内の広場にある花崗岩の大きな丸石の割れ目に生じたもので、昔から著名な桜である。丸石の土際の周囲21.8m、その高さ1.6m、石の表面からの樹高は6m、石の割れ目の中にある幹や根の部分は外部から認めがたいが、狭い間隔の中にあって異常の発育を遂げ、平板状になっていると想像...
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