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山形県、お達磨の桜

【現状】西株、中株、南株の3本があったが30年程前中株は枯れて、現在その後に染井吉野が植えられている。

【来歴】昔、山形街道が旧最上川の岸に沿って東から西に走り、この木の所を通っていた頃は付近は村であって須川の渡船場があったということである。古老の話では宮代「対岸の中野分」千軒達磨千軒という柤当な村があり、この木下には茶店などもあったと伝えられている。ところが須川の流れは、川下に行くほど川幅が狭く深いためにこの付近は川が移動し堤防が欠壊したり、酒田から上る船の帆柱がこの樹の枝にかかるので帆柱を倒して通らなければならない不便などがあって村の危機と死活に関するというので、この樹の川寄にー字一石の法華経を書いた石を撒いて祈ったところ、須川はこの樹から次第に遠退いて現在のところを流れるようになったという。経塚から今でもこの石が掘り出される。この地では種蒔桜と呼び、農業技術の発達した今日はさほどでもないが、以前はこの桜が咲き初めると苗代に種を蒔いたものである。

県指定天然記念物 昭和27年指定
所在 山形県東村山郡中山町達磨寺宇達磨

周囲 西株5m、南株4m
樹高 西株13m、南株13m
樹齢 500年
平年開花日 4月下旬
手前のこの桜が西株で一番奥が南株になります。2株ともエドヒガン桜で、中株の跡にはソメイヨシノが植えられていいます。奥に見える堤の向こうが最上川になります。

非常に古い桜で北国の風雪に幾百年と耐えた堂々たる姿をしています。平成7年にはこの桜の周辺を整備してお達磨の桜公園とし、桜の開花時期には大勢の花見客で賑わいます。



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