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山形県、伊佐沢の久保桜

【現状】伊佐沢盆地の高台にある。幹は3つに裂けて内部に大きな空洞を作っている。目通りの高さから幹は3つのおおきな支幹に分かれ、おのおの別株のようになっていて、中央の空洞の側壁を形づくっている。支幹のうち北側のものが最大で、基礎部の周囲は約5 m、枝張りは東方約11 m、西方約10m、北方約9m、南方約6 mである。

【来歴1久保桜、窪桜、お玉桜などと呼ばれている。昔から著名の桜で文化年中の風土記米沢名選に「この樹枝東西に播ること14.5間」とあり、天保、引化の頃には枝張りが4反歩約0.4ha」を覆い、4反桜の名があったという。延歴16年に坂上田村麻呂が奥州を鎮撫のためこの地に来た時にこの地の豪族久保家の姫玉と妹背の契りを結んだが、田村麻呂が帰郷した後、玉女は田村麻呂を追幕の余り遂に病んで死んだのであった。田村麻呂が後になってこれを知って再びこの地に来た時に、1株の桜を植えてその霊を慰めた。その桜の樹がこの樹であるのでお玉桜とも呼ばれている。一説には昔、桑島氏にお玉という美しい娘があり、早死したので本樹を植えて墓木にしたのでこの名があるという。花時には米沢藩主が来観し、樹下の1反歩余りの上地は維新の頃まで無税地であったが、のち桜の樹と共に民有となった。

天然記念物 大正13年12月指定
所在 山形県長井市上伊佐沢宇峰屋敷
周囲 8m
樹高 16m
樹齢 約1200年
平年開花日 4月下旬
伊佐沢の久保桜はエドヒガン桜としては東北地方有数の巨木で、雪の重みから枝を守る為に何本もの支柱で支えられています。3月になるとウソと言う野鳥がこの桜の花芽を食べてしまう食害に遭う為,桜の樹全体にネットを張る事もあります。現在樹勢回復作業が行われ,新たな根を発生させその根を育てて幹の一部にすると言う計画です。この桜は長井市立伊佐沢小学校のすぐ横にあります。

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